早稲田大学 理工学術院総合研究所 Research Institute for Science and Engineering

【開催報告】2017年11月11日 理工総研第2種行事「第4回電子状態理論シンポジウム」(中井 浩巳教授)

イベント

豊田中央研究所の宮本開任氏、九州大学大学院総合理工学研究所の水上渉助教を招待講演者にお迎えし、それぞれ「Embedded mean-field theory」、「精密振動状態理論:理論はどこまで精確になったか?」と題した発表をいただいた。それぞれ大規模量子化学計算、振動状態理論の最先端の研究成果であり、魅力的な講演であった。また、小野純一次席研究員、清野淳司次席研究員、藤波美起登博士後期課程学生、申請代表者らがプロジェクト研究の成果をアピールした。特に、清野研究員の「次世代汎用相対論的量子化学計算プログラム”RAQET”の開発」では、本プロジェクト研究において開発されたプログラムの機能と性能が紹介された。各発表に対して行われた質疑応答では、東京女子大学安藤耕司教授、星薬科大学坂田健准教授、理化学研究所河東田道夫氏、他多数の学外参加者を含むメンバーによる活発な議論が行われた。8件のポスターセッションおよびプログラム終了後の懇親会では、研究者と学生とが互いに議論と交流を深めた。

申請代表者が遂行するプロジェクト研究「相対論的電子論が拓く革新的機能材料設計」では、相対論性理論の枠組みに基づく理論化学計算手法の開発を行っている。今年は本プロジェクト研究の最終年度であり、シンポジウムではその集大成を示した。また、招待講演者との交流や、シンポジウムでの学外参加者とのディスカッションは、今後の共同研究の可能性や研究の更なる深化に示唆を与えるものであった。

 

 

 

 

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