早稲田大学 理工学術院総合研究所 Research Institute for Science and Engineering

【開催報告】2017年12月7日 理工総研第2種行事「第16回1ビット研究会」(及川 靖広教授)

イベント

及川靖広教授(研究会委員長)の挨拶の後、5件のテーマ発表があった。まず、校條氏(日本オーディオ協会会長)による国内オーディオ市場とハイレゾオーディオの現状と課題について報告され、マーケティングの視点での解説があった。次に、山﨑芳男氏(早稲田大学名誉教授)から高速1ビット技術と親和性の高いJアラートサイレン作成の経緯について紹介があった。さらに、コルグ・IIJより、2017年9月に行われたベルリン・フィルハーモニーからの11.2MHz/1bitでのインターネット・ライブストリーミング配信に用いられた配信システムの解説など最新の配信システムについて紹介があった。休憩時間を挟み、後半は2件の発表があった。まず、池田雄介氏(東京電機大学)から高速1bit信号を用いた大規模三次元音場再現システムとそれを用いた身体的音空間近くの研究についての構想が報告され、続いて麻倉怜士氏(オーディオビジュアル評論家)から津田塾大学・早稲田大学で行われている音楽理論についての講義についての紹介が行われた。休憩時間にはフリータイムとして発表者による展示、デモの時間を設けた。
詳しい解説と試聴を交えた発表を通して、ハイレゾオーディオやそこで用いられている技術の現状と課題を考えることができた。参加者からも活発な質問があり、幅広い内容が議論された研究会であった。

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