早稲田大学 理工学術院総合研究所 Research Institute for Science and Engineering

【開催報告】3月16日 理工学術院総合研究所サイエンス・サロン談話会(第45回)

イベント

2018年3月16日(金)16:30より、早稲田大学西早稲田キャンパス55号館S棟4階410室にて、早稲田大学理工学術院総合研究所サイエンス系部門委員会主催による、第45回サイエンス•サロン談話会が開催されました。
講演者には、早稲田大学准教授の山口潤一郎先生を迎え、「結合切断化学に基づいた分子合成研究」という題目で、講演いただきました。
講演では、分子を壊す、分子を繋ぐ、そして面白い分子を作る、という山口先生のご研究の三つの側面から出発し、特に芳香環に基づきそれらを繋ぐ、さらには面白い構造の分子を作る、という観点で多くの研究成果が紹介されました。
具体的には結合切断という観点から、2つのトピックに絞って研究成果を発表されました。
1つは芳香族エステルのエステル基を切断する脱カルボニル型反応の開発です。独自の分子触媒を開発することで、新しい形のクロスカップリング反応を示されました。
もう1つはチオフェンのC-S結合を切断しながらベンゼン環をつくるという分子合成研究です。破格の多様性をもつ多アリール化芳香族化合物の網羅的合成法を示されました。
また山口先生が立ち上げられた日本最大の化学ポータルサイト「Chem-Station」の運営と裏話なども紹介されました。
談話会には多くの聴衆が集まり、質疑応答も活発に行われ、盛会のうちに終了致しました。

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