早稲田大学 理工学術院総合研究所 Research Institute for Science and Engineering

【開催報告】2017年11月26日 理工総研第2種行事「古代ギリシア・地中海世界の都市発展と経済繁栄」(小岩 正樹准教授)

イベント

バイヨン保存修復研究プロジェクトは、これまで国内外の世界遺産およびこれに類する文化遺産を対象に、国際的かつ学際的な枠組みにて研究活動を実施しており、バイヨン遺跡と同様の石造構造であり西洋古典学の権威でもある古代ギリシア分野を研究の新規開拓先と据え、構想を年来あたためてきた。このたび、北米圏で著名な古代ギリシア研究者であるJacques Perreault氏を、本学高等研究所の訪問研究者(Visiting Fellow)として招聘することに成功した。この機会を活用し、日本において斯界を代表する研究者が一堂に会したシンポジウムを開催した。これは理工学総合研究所のもとでの文理融合の学際的研究の推進、および国際化の促進、さらに新たな研究の領域の拡大と深化、同時に広く国内外に早稲田大学および理工学研究所の活動が周知されるという諸点において、意義と効果が大きいと考えられる。ほか、同氏が所属するモントリオール大学と本学とは、学術交流を目的としたMOUを両大学総長名によって2014年に締結しており、専任教員の相互訪問の促進と学術交流の深化いう目的にも実績を与え、意義深いものと考える。
14:00- シンポジウム主旨解説(小岩正樹、早稲田大学)
14:10- 基調講演
14:10- Manufacturing and selling in Ancient Argilos(Jacques Perreault、モントリオール大学)
14:55- 建築学視点から見た前古典期ギリシアにおけるエジプトからの知識の移転(周藤芳幸、名古屋大学)
15:35- 古代地中海におけるフェニキアの海外発展とその背景(佐藤育子、日本女子大学)
16:05- ヘレニズム期の墓における新たな価値観の出現(武田明純、室蘭工業大学)
16:35- マケドニア王都ペラにおける神域の成立について(松尾登史子、九州産業大学)
17:20- パネルトーク(進行:加藤耕一、東京大学)
上記講演者、岡田保良(国士舘大学)、中川武(博物館明治村)
17:50- 総括(中川武)

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