早稲田大学 理工学術院総合研究所 Research Institute for Science and Engineering

【開催報告】2018年6月11日~15日 理工総研第2種行事「ATLAS実験全体会議」(寄田 浩平教授)

イベント

欧州CERN研究所で行われている世界最高エネルギー加速器LHCを用いた国際共同実験であるATLAS実験の全体会議を、6月11日から1週間かけて早稲田大学・井深ホールにて行った。実験グループ25年の歴史の中でアジア地区初となる全体会議開催となった。世界中から総勢300名(うち日本人は50名程度)の研究者がこの会議のために早稲田大学に集結し、最先端の素粒子物理学の議論を行った。
2012年同実験が発見し、2013年のノーベル物理学賞(アングレール博士とヒッグス博士)に繋がったヒッグス粒子の詳細研究にくわえ、まったく新しい物理現象の探索の状況について議論し、今後の方針の明確化を図った。
初日冒頭、文部科学省から素粒子・原子核部門室長と実験代表であるカールヤコブ教授(フライブルグ大学)の挨拶から始まり、終日活発な議論を行った。また、初日のレセプションでは橋本早大副総長がご挨拶され、早稲田大学と最先端科学の関わり等についても言及され、大学の国際化、研究力の発展について、世界中の大学・研究機関の研究者と共有することができた。
日本からも東大、京大、高エネルギー加速器研究機構等から共同研究者が集まり、国内外問わず議論が活性化され、「パーフェクトオーガニゼーション」と方々で言われるほどの大盛況のうちに最終日を迎えることができた。

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