早稲田大学 理工学術院総合研究所 Research Institute for Science and Engineering

【開催報告】2019年7月5日・6日 理工総研第2種行事「ダークマター研究会」(寄田 浩平教授)

イベント

7月5日と6日の2日にわたり、早稲田大学西早稲田キャンパスにて「ダークマター研究会2019」を開催した。学内外から理論物理学者が50名、実験物理学者が70名、合計120名の専門家が集まり、両日ともに充実した議論を行うことができた。世界的に感度向上が加速している暗黒物質の直接探索について、これまでの国内外の状況を振り返り、将来(10年、20年くらい)について議論し、近隣他分野の研究者の幅広い意見を取り入れながら、問題点を浮き彫りにし、今後の戦略を練ることができた。
くわえて、早稲田大学が推進しているCALET実験等の結果や各プロジェクトの現状や将来戦略についても詳細な議論を行い、今後の発見能力の向上の可能性を探った。また、今回はダークマターにとどまらず、世界に比べて遅れを取っているAXION探索分野について議論する良い機会となった。QCDからの要請、宇宙論からの要請、ダークマターとしての性質など、多岐にわたる議論ができた。
一方、理工総研における「先端物理学基礎研究所」の一つの主題であるこの暗黒物質研究について、このような幅広い専門家が集結し、将来戦略を議論する場を早稲田大学で設けることで、今後の研究所のあたらしい発展性・可能性を模索することができた。

 

 

 

 

 

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