早稲田大学 理工学術院総合研究所 Research Institute for Science and Engineering

【開催報告】2019年6月11日~12日 理工総研第2種行事「複雑海洋生態における因果推測」(谷口 正信教授)

イベント

日本側代表者:谷口とノルエー側代表者であるノルウェー王立海洋学研究所の Solvang Hiroko Kato 研究員とは長年、共同研究を行っており数編の共同研究も発刊している。このたび、これらの谷口の理工総研研究重点研究における共同研究を基礎に、早稲田側研究者とノルウェー側研究者を集め谷口の科研基盤(S)を基礎支援資金として IMR で上述の研究課題でワークショップを開催する運びとなった。参加者はノルエー国内だけでなくその他の外国の参加者もおり、早稲田理工総研の研究をノルウェー、等に知らしめ、今後さらなる日本・ノルウェーの共同研究発展、人的交流を行い理工総研とノルウェーの研究者達とのパイプ作りに大きな意義、効果があったと思われる。
日本側代表者谷口は、定常過程の高次のスペクトル分布から、円周分布が記述できることに言及し、時系列のスペクトル解析から、円周上の多次元結合分布を導入し、円周分布をもつ従属データへの最適推測論を確立した。日本側からは、Box-Cox 変換を用いた因果性解析、円周上分布への経験尤度法の提案、高次元時系列の Sphericity 検定等、多様な問題が提起された。
ノルエー側からは、海洋エコロジーへの因果性、条件付き独立性と因果性、経験的ダイナミカルモデリング、時間変化する被爆の効果、ベイズネットワークと因果性、遺伝学における因果性、と多様な話題が議論された。ノルエー側からは、海洋資源、海洋学の立場からのモチベーションがあり、早稲田側の理論へ新しい問題提起となった。

 

 

 

 

 

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