早稲田大学 理工学術院総合研究所 Research Institute for Science and Engineering

【開催報告】2019年7月18日 理工総研第2種行事「電力技術懇談会 講演会」(中西 要祐教授)

イベント

コンソーシアム電力技術懇談会の主催により、メインテーマ「電力・エネルギー貯蔵装技術とそのビジネス動向」と題して、申込者160名となり、大変盛況な講演会となった。講演は、講演1: 東芝エネルギーシステム主幹小林武則様からは、演題「定置用大型電池エネルギーシステムの技術動向と将来展望」において、系統連系用の蓄電池システムの基本システム構成例や様々適用とそのメリットなどの基本技術をわかりやすく説明して頂き、さらに現在欧州で実証を進めている各社の高出力型蓄電池システムの性能比較検討の最新情報を報告して頂いた。講演2: 早稲田大学名誉教授逢坂哲彌名先生(米国電気化学会(ECS)前会長)からは、演題「次世代電池及び電池システムの開発動向」において、これまでの幅広い知見や最新のニュースを取り混ぜながら、自動車のパラダイムシフトとしてのEV化の将来像を展望し、また、リチウムイオン二次電池の開発動向と、電極活物質の高担特化の分析を踏まえた硫黄正極の組合せによる大容量電池の可能性をお示し頂き、さらに、蓄電池の非破壊診断技術の研究成果を公開して頂いた。講演3: 早稲田大学スマート社会技術融合研究機構主任研究員矢部邦明様からは、演題「需要家が蓄電池を導入する場合の経済性と環境性の評価」において、FIT契約終了後の卒FIT問題に注目されながら、PVと需要家設置電池をめぐる情勢について概括された。引き続き、PV付き住宅での最適容量等や業務用需要家へのPV+蓄電池導入の経済性評価の研究成果を公開して頂き、エネルギーチェーン図を作成する事による環境性評価の貢献や、それに関連する各種パラメータの課題を述べて頂いた。
講演会終了後別会場にて懇談会を開催、講演者を囲んで講演内容および講演者の研究内容等について 活発な意見の交換があった。

 

 

 

 

 

 

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