早稲田大学 理工学術院総合研究所 Research Institute for Science and Engineering

【開催報告】2019年9月13日 理工総研第3種行事「2019年度 第1回 有機金属若手研究者の会」(山口 潤一郎教授)

イベント

有機金属触媒を使用した有機合成化学を専門とする研究者が一同に会し、研究発表および討論会を行った。ライジングスターとして国外からも高い評価を受ける国内の若手研究者として、南保正和先生(名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所)と、武田洋平先生(大阪大学大学院工学研究科)にご講演いただいた。
南保正和先生は、「古くて新しい炭素–スルホニル結合活性化反応の開発」との演題のもと、分子触媒をもちいた革新的有機合成法の開発とその応用展開についてご講演いただいた。標的分子群を定めた反応開発をご講演いただき、有機合成の基本的方法論の提示にとどまらず、合成した分子群をもちいたケミカルバイオロジーへの展開の一端をご提示いただいた。武田洋平先生からは、「新奇反応開発が拓く次世代光機能分子の科学」に関してご講演いただいた。思わぬ反応で得られた分子に秘められた光機能性などの物性評価を徹底的に調査することで、熱活性化遅延蛍光材料を見出すに至った経緯とその優れた光物性をご説明いただいた。
以上のように、本会は有機合成における反応開発分野だけでなく、合成した化合物を分子ツールとしての応用展開までを網羅したご講演をいただき、大学院生を含む多くの参加者にとって有意義な会となった。

 

 

 

 

 

 

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